ホーム ガジェット 小型サーモグラフィカメラいろいろ

小型サーモグラフィカメラいろいろ

0
小型サーモグラフィカメラいろいろ

新型コロナウィルスの影響により、政府から緊急事態宣言が出され、施設の休業・閉鎖が多くなってきてはいるものの、少なからず開ける必要のある施設はあり、そういった施設では発熱している人などのスクリーニングの重要度が上がってきているかと思います。

そこで、筆者は仕事の関係上サーモグラフィのカメラを使用することがあり、その中でも比較的使いやすかったものを紹介したいと思います。

FLIR SYSTEMS C3

まず紹介するのはサーモグラフィメーカーの中でも最も有名なメーカーであると思われる、FLIR SYSTEMS社のC3です。

画像:FLIR SYSTEMS

FLIR C3

FLIR C3は、小型のスマートフォンのような外観で、厚さも非常に薄くポケットに入れても持ち運べます。
また、筐体に対して非常に大型の液晶が付いてますので、ひと目で対象の温度が高いか低いかを判別することができると思います。

また、下位機種のFLIR C2と違い、最大温度のトラッキングができるのもスクリーニングに有効かと思います。

ただ、仕事上複数台を同時に扱うこともあるのですが、精度はそこまで良いとは言えないと思います。
これは小型のサーモグラフィなのである程度はしょうがないことなんですが、3台ほど並べて計測したりすると、全く同じ場所を狙って計測しているのに個体によって3~5℃ほどばらつきが出たりすることがあります。
これを考慮した上で使用するのであれば、これだけで完結できるのでいい選択かと思います。

また、三脚に載せるためのアダプターも付属してますのでそこは嬉しいところですね。

ただし、上位機種のように本格的な計測で使われるサーモグラフィカメラと違い、指定温度を超えた際のアラームなどの機能は無いのでそこは残念ですね。

FLIR SYSTEMS FLIR ONE Pro

同じくFLIR SYSTEMS社の、FLIR ONE Proです。

画像:FLIR SYSTEMS

FLIR ONE Pro

こちらは非常に小型ですが、単体では使用できず、iPhoneもしくはAndroidスマートフォンと接続して使用するサーモグラフィカメラになります。

こちらも上で紹介したC3と同じく、そこまで精度を求めてはいけないと思います。あくまで簡易的なサーモグラフィと捉えていただいた方がいいかと。
また、三脚穴も無いので固定する際は工夫が必要になるかと思います。

C3と違い、トラッキング機能はありませんし、測定範囲の固定もできないので、画面の温度マップがコロコロ切り替わって結構見にくいです。
ただ、スポットで温度を検出したりはできるので、スクリーニングの際は対象者に決まった場所に立ってもらえれば額の温度など測ることはできます。

C3と比べると1/2程の価格ですので、コストを押さえたいのであればこちらの選択もありだと思います。

FLIR SYSTEMS E53

結局FLIR製品しか紹介してないんですが、別に回し者でもなんでもないのでご安心ください。
最後はFLIRのE53になります。

画像:FLIR SYSTEMS

FLIR E53

この機種は完全なる業務用の計測機器で、上記の簡易的な2機種とは全然クラスの違うサーモグラフィカメラです。
そのため、スクリーニングに必要な機能(最高温度トラッキング、測定範囲固定など)は全て網羅していますが、お値段も跳ね上がります(100万円以上・・・)

完全に業務用なのでAmazonなどには売っていませんが、下記の下位機種でも液晶の解像度などは下がりますが、スクリーニングに必要な基本的な機能は搭載しているのでC3などの簡易的なものはちょっと・・・という方は下記のような上位機種を使用するのもいいかと思います。

いかがでしょうか。新型コロナウィルスで自粛ムードが広がっていますが、どうしても店舗を開けないといけない方もいらっしゃるかと思います。
そういう場合も、簡易的なものでもこういった形でスクリーニングすることで感染することを防げるかと思いますので、こういった方法で自己防衛、またはクラスターが発生するのを防止することもできるのではないでしょうか。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitterで日刊デジタルギアを

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here